V-Ray 3.3 for Maya : 新機能や大幅なレンダリング速度の向上を搭載した「V-Ray」新バージョンがリリース!

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 Maya版V-Rayの最新版「V-Ray 3.3 for Maya」がリリースされましたぞ!

主なところではレンダリング速度が最大50%アップ!

もはやV-Rayは3Dやる人にとってスタンダードになってきましたからこの進化は嬉しい人が多いはず!

僕だって嬉しい!

そして変更点はこんなかんじ

多くのシーンで20%~50%レンダリング速度が向上

あらゆる場所のレンダリング処理をチューニングした結果、多くのシーンで20~50%レンダリング速度が向上しています。

変動(Variance)に基づいた適応性のあるサンプリング [VBAS]

新しいVBASイメージサンプリングアルゴリズムを搭載し、イメージの明るい場所暗い場所でノイズ量が均一化され、より高品位なイメージを出力します。

ライトおよび照明のサンプル自動調整

グローバルにライト、マテリアルのサンプル量を自動調整するセットアップがデフォルト設定となり、ライトローカル、マテリアルローカルでサンプル量(Subdiv)を設定・調整する必要が無くなりました。ユーザーはグローバルのサンプルパラメーターを調整するだけでシーン全体のノイズ量をコントロールする事ができます。

V-Ray RT GPU プロダクションレンダリングサポート

プロダクションレンダラー(通常レンダラ)として V-Ray RT GPU を使用する事ができます。アニメーションやネットワークレンダリング等が利用できます。

V-Ray scene file ノード

V-Rayシーンファイル(.vrscene)を読み込み、まるでオブジェクトのように取り扱う事ができます。配置したシーンファイル(.vrscene)はマテリアル、質感、照明も含めてレンダリングされます。(Maya内でvrsceneノード内の編集はできません。)

V-Ray Clipper (レンダリング時のブーリアン)

任意の閉じた形状を使ってブーリアン可能になりました。

Hosek sky & Aerial perspective

新しい”Hosek Sky”ではより自然な「空」をシミュレーションし、Aerial perspectiveはよりリアルな空気遠近(フォグ)を生成します。

レイトレースによるコーナーの丸め

オブジェクト間にもフィレットが適用されるようになりました。

Triplanar マップ

UVの必要無しに、素早くテクスチャーを使ったタイリング模様を適用できます。

Stochastic flakes

高速、メモリの大量消費無しにリアルなフレーク反射(車のラメ塗装、雪、砂)を作成できます。

V-Ray falloff texture

非常に多機能な3dsMaxフォールオフマップのMaya移植版。フォールオフをカメラ視点、フレネル、オブジェクト距離等で生成します。カスタムのZ-Bufferを作ったり、フレネルを作ったり、距離ブレンドを作ったり非常に便利なマテリアルです。3dsMaxと同等のOutputパネルを装備し、RGB毎の出力カーブを使う事ができます。IORカーブとして使用する事で様々な金属・プラスチック等の反射率(IOR)をシミュレーションできます。

V-Ray 3.3 for Maya の更新点
ボリュームレンダリングの高速化
・確率的サンプル(probabilistic sampling)によりボリュームレンダリングを高速化
・Houdini 15 および FumeFX からの OpenVDB をサポート
・ビューポート上でボリュームの詳細をプレビュー
GPU レンダリングの改良
・マテリアルレンダリングを最適化
・テクスチャーメモリの最適化
・テクスチャーの読み込みとリサイズを高速化
・AMD GPUサポートを強化
・プロジェクションノードをサポート
・フィジカルカメラのビットマップによるシャッター形状をサポート
・V-Ray Proxy(Alembic)オブジェクトのHair/パーティクルをサポート

グローバルイルミネーションの改良 ・白点(firefly)の原因になる為、推奨されていなかった反射GIコースティクスが上手く取り扱えるように改善されV-Ray 3.30ではデフォルトで有効となっています。これにより、反射マテリアルからの光の伝播が正確に計算され、インテリアシーンの照明がよりリアリスティックに表現できるようになりました。

Maya LookdevKit のサポート
・Maya 2016 エクステンションで提供される LookdevKit シェーディングノードをサポート

OpenSubdiv 3.0
・最新のOpenSubdiv SDKをサポート
・旧バージョンを比較して2倍の速度向上
・Color Setsのサポート

XGenサポート
・XGenコレクションキャッシュのV-Rayシーン変換パフォーマンスを向上
・ディスプレイスメント、サブディビジョン、VRayUserColorをサポート
・アーカイブのフレームアニメーションをサポート

ユーザーインターフェースを整理
・インターフェースを再構成し、デフォルト設定をより使いやすい内容にセット

引用 : http://v-ray.jp/maya_info.shtml

 

メチャメチャ多いですね

XGenっていままでサポートしてなかったっけ?

 

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